嫌なことがあったときは新しいことを始めるきっかけらしい
最近読んだ本に「人が変わろうと思うにはきっかけが必要で、そのきっかけはネガティブなことであることが多い」と書かれてありました。
確かにそうだなと感じたので、本日の題材にします。
1)ネガティブ・インパクトの時は新しいことを始めるチャンス
ネガティブ・インパクトを直訳すると「否定的な衝撃」ということになります。このような衝撃は日々の生活の中で起こり、代表的なものとしては、病気・ハラスメント・リストラ・株の暴落・離婚などが挙げられます。
このようなことが起こった場合、きっと自分の運のなさを嘆き、「何で自分ばかりこんなことが起きるのだろう?」と思うこともあるかもしれません。
私自身例外ではなく、今まで何度もそのように思ったことがあります。
感情的にみるとチャンスなんて考えられないと思いますが、客観的に考えてみれば至極当然のこととも言えるのです。
なぜなら、「悪いことが起こったと言うことは、何かが一度終わっている」という事だからです。例えば、客先でクレームが発生した場合を想定してみましょう。クレームが起きたと言うことは圧倒的に悪い出来事です。その後の対策も必要となるでしょう。
ただ、それで起こることは想定できるようになると思います。
最悪解雇になるかもしれませんし、懲戒処分や始末書などですむかもしれません。いずれにせよ最悪の事態が想像できるようになります。
とすると、これから起こる悪いことに対しては準備ができるようになり、頭を使うべきところは改善方法に向かいやすくなります。
そんな経験はありませんか?
2)ポジティブ・インパクトでは人は変わりにくい
逆にポジティブ・インパクトというものもあります。直訳すれば「肯定的な衝撃」とでもなるのでしょうか。結婚や就職・合格・株の暴騰などが考えられます。
このような事は当然うれしい出来事な訳ですが、「自分が変わりやすい」という観点で見たときにはネガティブ・インパクトに比べると強度は少し弱くなります。
このような場合は小さな成功体験でも良いので積み重ねることが大事と言われています。
例えば、結婚をしたなら、継続して嫁さんを喜ばせるように小さな努力をし続けることが大事ですし、試験に合格したなら、勉強を辞めるのではなく一日10分でも良いので勉強を継続し続けることが将来につながります。それを積み重ねていくことで、行動が習慣になり『自分はできる!やってきた!』という自信が生まれてくるようになります。
でも人はうまくいくとそこで行動を辞めてしまうことが多いです。
3)新しいことをしない理由
人が新しいことを好まないのは心理的な不安があるためだと言われています。自分が楽な状態・領域を心理学的に「コンフォート・ゾーン」と言うそうです。
新しい行動を起こすと言うことはコンフォート・ゾーンから出ていく行為な訳なので、当然ハードルは高くなります。
面倒・おっくう・やって意味あるの?などの考えが頭をよぎり行動を起こさなくなります。気持ちは分かりますがね。
でも、本当に変わりたいと思っているならそこで立ち止まっているのは時間の無駄であることは理解できますよね。
まとめ
だらだら書きましたけど、結局行動を起こさないヤツは変われないという事です。
とりあえず僕も1ヶ月ブログを続けてみてその後を考えようと思います!!!!!!