中堅管理職サラリーマンのつぶやき日記

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ブラック企業を辞めるための5つのステップ!勇気をもって切りだそう

今回は少し重いテーマですが、ブラック企業を適切に辞めるための方法について記載していきます。

私自身ブラック企業に勤めていた事があるので分かりますが、ブラック企業に今現在いる人は辞めるにも心理的なハードルが高かったりするのが現実だと思います。

 

そこで今回は退職に向けて行うべき準備から、退職に当たって行う行動、そして次の転職先の探し方・方法について私の実体験を交えお伝えします。

私のブラック話は以下のリンクからご覧ください

afitsuba.hatenablog.com

 

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目次

 

辞める前に一度冷静になって理由を整理する

たいていブラック会社は毎日理不尽なことが起こります。上司からのパワハラであったり、お局様のいじめであったり、社内で協力することができないシステムだったりします。

私は営業職だったのですが、朝七時には必ず出勤し、八時半には会社を出発しお客さんの元へ行かねばなりませんでした。そして、夜の七時を過ぎるまでは会社に戻ってきてはいけない!という意味不明の縛りがありましたね。

夜の七時から残務処理をしてたら帰るの何時になるんだよ!って感じでした。

 

そんなことを毎日浴びせられていると感覚が麻痺し、「とにかく辞めてやる!」という感情で退職を決意してしまうことも出てきます。

 

ですが、少し待ってください。

感情だけで物事を決めた場合、後悔することも多いです。よく考えてから行動しましょう。

 

本当にその会社を辞めたい確固とした理由はありますか?人に質問された際に感情論ではなく、順序立てて話ができるくらい頭の中が整理されているでしょうか。

現状の不満は辞めること以外で本当に解決できませんか?

社外の人(家族・友人など)から客観的な意見を聞きましたか?

転職先のあてはありますか?

次の働き口が決まるまでのお金の工面は大丈夫ですか?

 

パッと思いつくだけでもこれだけのことを考えておく必要があります。会社に辞めることを告げると後戻りはできません。よく頭の中を整理しておきましょう。

 

自分よりも前に辞めた人の例を参考にする

たいていブラック会社は毎月のように退職者が出ているものです。

ブラック企業は辞めるまでになんだかんだと理由をつけ退職を引き延ばしにかかってくることが多いです。

もし自分よりも前に辞めた人で相談できそうな人がいる用であれば話を聞いてみましょう。

 

会社に話を切り出す前にどのような準備をしたのか?

退職意思を伝えた際、会社からはどのように言われたのか?

実際話をしてから退職までにどのくらい時間がかかったのか?

仕事の引き継ぎなどはスムーズに行えたのか?

 

おそらくスムーズに退職に至った人は少ないはずです

ですので、あらかじめ話を聞いておくことで傾向と対策が打てます。可能であれば必ず実行しましょう。

 

例えば、一般的には退職願は退職日の一ヶ月前までには提出するのが通例です。そして期日が来たら辞められるはずなのですが、あの手この手で引き止め工作が始まり、結局退職までに六ヶ月もかかってしまったということもあります。

これは私の実話です。

 

「人が足りないからもう少し待ってくれないか?」

「○○くんのことを考えると今辞めることは得策ではないと思うよ。」

「君を育てるまでにどのくらい費用がかかったと思っている!」

 

全部知ったことではない!ということなのですが、実際に引き止め話が出ると即座に対応するのは難しいもの。事前にどのように対処するのかは考えておきましょうね。

 

次の会社の目星をつける

そこまで考えたら実際にどのような転職先があるか考えてみましょう。自分のこれまでのキャリアや経験、勤務地、好きなこと・得意なことなどを考慮の上漠然と候補企業をピックアップしましょう。

 

そして、転職エージェントに相談に行くのが最も手っ取り早いです。

 

なぜ転職エージェントに行くのかって?

それは何千人と転職をサポートしているプロの目から自分の商品価値を計ってもらうためです!

 

基本的に転職エージェントは相談に来た人の経験や人柄などを把握し、お客様である企業に相談に来た人を売り込みます。そして面接の結果入社になるとエージェントにはお金が入る仕組みになっています。

つまり、相談に行く人はエージェントにとってみると商品な訳です。

 

大事な商品ですから真剣に目利きをします。そして良い商品であればその商品の売り先(企業)を多数選定し勧めてくるはずです。

逆に、商品価値がないと判断された場合は転職するよりも今の会社に残った方が良い旨を伝えてくることもあるかも知れません。

 

いずれにしても自分の将来の転職先があるかどうかが分かります。

もし、そのエージェントに転職先はなかったとしても、どのような働き口があるのか相談することで転職する際の『指標』を得ることができます

 

退職願を書き提出する

退職の気持ちが固まり、なんとなく転職先のイメージもついたら退職願を執筆します。実際に退職願を書くと、会社を辞める覚悟ができてくるものです。

退職願の書き方はググって見てください。たくさん出てきます。

 

基本的に書式はテンプレのもので良いです。

宛名は代表取締役の名前にして、理由は「一身上の都合」で良いです。

いらない文言は書かず、見本通りに書けばOKです。どうせ中身なんて見ないですから(笑)

 

そして問題の提出になります。

基本的には直属の上司にに伝えるのが一般的です。だいぶ緊張すると思いますが、ここまで準備をしてきたのであれば「たたきつけてやる」くらいの気持ちで突きつけましょう。ここに来て躊躇する必要はないです。

そして、ポケットにボイスレコーダーを仕込んでおくとを忘れないように。暴言を吐かれた際に証拠として残るようにしておきましょう。

 

急に退職願を出された上司は目を白黒させるでしょうが、知ったことではありません。

理由を聞かれると思うので、あらかじめ用意しておいた理由をきちんと伝えましょう。ごまかしはあまり良くないので、正直に思っていることを話すと良いです。

 

私が辞表を出したときは上司は泣いてくれました。本当に残念だと思ってもらえたようで嬉しかったですね。ただ、実際は社長からストップがかかり、辞めるまで六ヶ月もかかってしまうわけですが‥。

 

そうはいっても、上司も信用できないようなブラック企業につとめているケースも考えられます。そのような場合は退職願を郵送し、会社の人に会わずに退職することも可能です。

法律的には退職願を出してから二週間期間があれば退職できますから、二週間後の日程を入れて郵送してしまいましょう。

その際、離職票を郵送してもらうように記載するのも忘れないように。離職票をなかなか送付してこないブラック企業も多いですからね!

 

退職日まで働きながら転職活動を行う

退職日が決まったら、それまでは誠実に仕事の引き継ぎをしつつ、本格的に転職活動を行いましょう。

転職エージェント、転職サイト、ハローワークすべて駆使して自分の経験が活かせる働き口を探してください

ただ、再度ブラック企業に行くことがないようにだけ気をつけてください。

ブラック企業に行かないコツは今現在働いている人に直接聞いてみるのが一番良いです。面接の時に同じ職場の人とコミュニケーションをとる時間を設けてもらえるか聞いてみると良いでしょう。もし設けてもらえない場合は要注意です!

 

転職活動を行う際は有休をフル活用しましょうね。

ブラック会社ですと有休を使うという文化がない可能性が高いですが、勇気を持って有休を取りましょう。

間違っても仕事中抜け出して面接に行っているということが無いように(笑)辞める会社で会っても最後まで義理を通すのが礼儀です。

 

そして、すぐに転職先が決まらない場合は失業保険を使うことができます。

ハローワークに申請を出せば90日以上150日未満の給付を受けられます。

 

私はこれを知らず、前職を辞めた翌週から次の職場で働き始めたので失業保険を全く利用することはありませんでした(泣)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ブラック企業といってもいろんなタイプがありますから、私と同じようにはいかないかも知れませんが、概ね退職までの道筋は決まっているものです。

後は心を強く持って、しっかり自分の意思を通し、新天地を切り開くことが重要となってきます。

 

この記事を読んだ皆さんが良い仕事を得ることができますように‥。